• 資産クラスとしての“金”

    過去約11年間円ベースでの金価格は4倍となり他の伝統的資産と比較して圧倒的に有意なパフォーマンスを実現している。金のボラティリティは、円ベースでもドルベースでもほぼ同水準であり日本株程度である。金は日本債券とは相関がなく、株式との相関もかなり弱い。企業年金を例にとりシミュレーションを行った結果、伝統的資産に変えて金を3%あるいは5%組み入れることで、リスク・リターンが改善されることが確認できた。

    日本の機関投資家が金の役割を評価し、金投資をひとつの資産クラスとして考えて投資をするための基本的情報を提供する。円ベースでの金価格、リスクおよびリターンの特性、株式や債券等の主要な資産クラスと対比した分析を行っている。また、ポートフォリオに金を組み込んだ場合の効果、ポートフォリオにおける金の役割について考察する。

  • 金:テールリスクに対するヘッジ

    分析の結果、2.5%から9%の比較的な小さな金の構成でもポートフォリオに良い影響を与えることが明らかになった。1987年1月から2010年7月までのデータを使い分析した8つのポートフォリオにおいて、1%と2.5%のVaRは0.1%から18.5%の範囲で低下した。さらに金を組み入れたポートフォリオが組み入れないもののパフォーマンスを上回った。

    金は、ポートフォリオのリスク調整後リターンを上昇させるのに役立つだけでなく、テールイベント時に富が損なわれる可能性を和らげることができる。これをテールリスクの統計的分析によって示している。金を保有していない投資家、あるいは金を単に一時的な安全資産として見ている投資家は、富を保全する潜在的可能性を利用することができない。

  • Gold as a source of collateral - video

  • What Does a US Recession Imply for the Gold Price? - video

    A presentation by Natalie Dempster, Head of Investment, North Americas

  • Gold Demand Trends - Q4 and Full Year 2006

  • Gold Demand Trends Q3 2005

  • Gold Demand Trends Q2 2005

  • Gold Demand Trends Q1 2005

  • Gold Demand Trends Full Year 2004

  • Gold Demand Trends Q3 2004